コーヒーハウス ノア

2022/06/01

 

 学生時代の帰り道ほとんど寄り道なんぞしなかった

 毎日チャリをブッ飛ばしてバイト直行して7連勤してたりしたので、放課後のティーンらしい青春のひとときみたいな思い出が何一つ無い

 でもせっかく学校(職業訓練校)に行ってる身だし学生気分にちょっぴり浸らせてもろて、青春の放課後ごっこを今こそしようじゃないか

 

f:id:szrn815:20220601205930j:image

 高崎と藤岡を結ぶ柳瀬橋の目の前、ノスタルジーなサインを掲げるお店
f:id:szrn815:20220601205914j:image
f:id:szrn815:20220601205921j:image

 ドアマットにもお名前。

 どうよこの外観、純喫茶のかほりが漂うぜ。と期待度大で中に入る。
f:id:szrn815:20220601205924j:image

 おやっ...?

 外見とは裏腹に中は新しい気さえする。開放的で広い店内、逆に今っぽいおしゃカフェにでもありそうな照明など。

 微妙な時間だったからかお客さんはゼロ。人気店らしく時間によって混むらしいのでラッキーかな?

 テキパキしたかんじのお母さまに席に案内される。テキパキしたかんじだからか早くオーダーを聞きにいらっしゃった。メニュー表はかなり立派で食事系中心に色んなメニューが書かれ、正直まだ決まってなかったけど咄嗟にフルーツパフェで、なんて言ってしまう。

 フルーツなんちゃらという名の付くメニューは大概の場合キウイが乗っている。実はアレルギーなんす。だからフルーツなんちゃらが看板メニューの場合でも下手に選べない。でも今回は流れとはいえ注文してしまったので今まで食べてこなかった果物メニューを心ゆくまで食べられるというわけ。ポジティブシンキング。

 キウイって昭和当時の感覚での新しいハイカラな果物って感じ。ジェネレーションギャップをテーマにしたバラエティ番組で、高度成長期のバナナ世代・バブル期のキウイ世代・現代のマンゴー世代ってチーム分けがされてた覚えがある。80年代半ばに放送してたフルーチェのcmで、いちご味やオレンジ味を押し除けてメインで出てくるのが当時新発売のキウイ味で、これをキウイの耳飾り付けた早見優チャンが食べるってやつ。確かに南国育ちの彼女にキウイはぴったりで、かわいいだけじゃなく都会的な雰囲気もあったから"最近出てきたハイカラな果物"とのイメージも合うし、彼女自身グリーンがとても似合う女のコだと個人的に思っている。あれ?めっちゃ話逸れてない?なんなんこのドルオタ。

youtu.be

 

f:id:szrn815:20220601205918j:image

 めっっっっっちゃフルーツじゃ〜ん!!!!!

 これぞ!って感じの大きなグラス、てっぺんのフローズンいちごにリンゴみかんバナナ、そこそこたっぷり入っていたキウイは罪悪感と共に避けさせて頂くとして、またこれが美味しいたっぷりの生クリームとバニラアイス、禍々しいまでの鮮やかなメロンシロップ。テンション上がる。

 それに見て?紙ナプキンにもロゴ入ってんの。もう雰囲気出まくりかわいすぎ。一枚もらってきちゃった✌🏽

 てかスプーン長。写真に収まりきってないけど実際これの倍くらいあります。

 朝から座りっぱなしでパソコンやってた体に冷たい甘さが染み渡りゅ〜〜〜これのために6階の教室まで階段で上り降りしたってもんよ


f:id:szrn815:20220601205927j:image

 放課後フルーツパフェなんて、失われた青春を取り戻すのに打って付けでゎ