2022/06/11
童謡ふるさと館のこれ⬆️に行きました
ホールでか!!!!!!!!!!
入ると何やらジャズがかかっていて、おじ様達が数人いらっしゃる。遠くからわざわざ来たのか「早起きして音楽聞いて、良い1日だね」なんて話が聞こえた。壁にはびっしり高級感あるクラシックLPが貼られている。
この時点であたしゃかなりアウェーだった。あ、ここはあたしが来る場所じゃなかったな、とさえ思った。なぜか?
自分が持ってきたのは高尚なクラシックやジャズでもなんでもない、ハードオフのジャンクコーナーで¥10で買った60年代のヒッピーをテーマにしたミュージカルのサントラだったのでした
ブロードウェイミュージカルで初めてロックを取り入れた『HAIR』は、戦争・徴兵・差別・セクシャルマイノリティ等の事柄に触れて社会に問題提起するような作品。登場人物はヒッピーの若者で、自由を求める曲を生き生きと歌い踊る。
いわばクラシックなどとは180度違う。
レコード好き集まれ〜🌼好きな曲持ち寄って聴こ〜😀ってノリかと思ってバカ正直に一番お気に入りのLP持って気軽に来てしまったらあたしが悪い。そうだよねレコード愛好家=高尚な趣味みたいなとこあるしオーディオにこだわってホールで聴いてみたいなんて人は尚更だよね。そんな人達の前でヒッピーの自由讃歌ロック流してTPO的に大丈夫そ?????
でもあたしゃドナがバカデカホールで大音量で聴けてハッピーだよ pic.twitter.com/AzKG2de7OO
— 🟢すずらん🟢 (@szrnBside) 2022年6月11日
好きな曲が大音量で素晴らしい環境で聴けてめちゃくちゃ良かった。それはマジなんだけどどうしてもアウェーが拭いきれず世界観にどっぷり浸れなかった。ジャンク品だから状態も悪くパチパチ音ばかりなのを、さっきまでお上品なクラシックがかかってたのにヒッピーのロックを聴かせられているのを、ところどころに散りばめられているセックス・フェラチオ・マスターベーション・カマストラの意味を含んだリリックを、おじ様達はどう思っているのか。それを考えるともう...もう...
来る途中にハードオフで80年代男性アイドルのLPを買ったからワンチャンそれもかけてもらう気で来たんだけど、アイドルの曲なんてHAIR以上にアウェー感じそうだった。基本聴く曲がアイドルな自分にとってキツすぎる。
楽しかった。でもそれ以上に申し訳無かった。次に来るときはもっとお勉強してTPOも考えた選曲してきます。ごめんなさい。
...でもさ、あたしにとってのこの世で一番イカす音楽はこれなんだもん。それだけは胸を張って言いたいね