住みかと趣味の皮算用(mind:できたらでいいです)

2022/07/01

 

 一人暮らしを一旦解消して次の仕事に就くまで実家に戻ることになった

 掃除と荷物を運び込む作業とを全部一人でやってるわけだけど、つくづくこれは夏にやることじゃね〜な、とおもう。倒れる。

 あと身内や身近なところに力仕事を頼める男性って存在がいないのな自分、と改めて再認識した。あと大型車に乗ってる身近な人間もいない。自分の軽に荷物を積んで運んでってのをちまちま繰り返してまぁまぁ気が滅入った。引越しの攻略法は人脈。それと過ごしやすいかもしくは寒い寄りの季節に作業をすること。

 

 ベッドやら机やらも運搬が億劫だけど、いちばんキツかったのがレコードと本類であった。LPは大きくて運びづらく、数が増えると相当重いしかさばる。本は昔のアイドルやバンドの写真集とかデータブック、昔の明星やセブンティーンetc.。なんせ当時の物価で定価¥70の雑誌を¥5000出して買うような世界なもんだから、オタクっつってもケチな自分は相当なレアものかものすごく欲しいレベルじゃないと手を出さないしそこまで増えるとは思ってなかったんだけど、これがまた多いのなんのって。ちりつもやね。5年昭和スタア推し活やってこれまで一体いくら使ったのか?それでもみんな中古だから推し自身に金は流れないんだから虚無。

 これらに金を使わず一般女性と同じように化粧品や服に注ぎ込んでいれば、とか考えると死にたいのでやめます。一般女性って趣味にどのくらい費やしてるの?それとは別に美容への投資もするわけでしょ?無理。来世に期待。

 で、そういうレコードやら本を運び出すためにどでかいトートバッグを使ってたわけだけど、めいっぱい詰め込むと死ぬほど重く、肩に食い込んで一発で肩凝りになりました。でもこれはあたしのスタアへの愛の重さ。ちまちま集めてたのがこんな量になったなんてすごいじゃん自分。つうしんぼの『推しのために自らを犠牲にできる』欄にじゅうまる間違いなし。

 

 とまぁそんなんで実家に戻って、再就職してある程度落ち着いたらまた一人暮らし。それに伴う引越し。なんかもう既に気が滅入るししばらく引越しはええわ...それじゃだめじゃん春風亭昇太です...

 家建ててぇ〜

 家買うとしたらどんなのにしたいって理想図ある?あたしはある。りびんぐだいにんぐおふろその他諸々は適当でいいからさ〜自分だけの趣味の部屋が2つ欲しい

 海外女児向けコンテンツのおもちゃと洋楽アーティストのグッズを置く用のアメリカかぶれでお砂糖とカラースプレーをぶちまけたような部屋がひとつ、昭和アイドルとバンドのグッズとレコードと本を置く用の60年代ティーン部屋がひとつ

 お砂糖部屋はカルチャークラブのカラーバイナンバーズの世界観でちかちかするほどカラフルでありたいし所狭しとお人形を置いてガムボールマシンにちっちゃいお菓子入れときたい

 60s部屋はサイケなラグを敷いて壁にグループサウンズの切り抜きを貼りまくって本棚にティーンルックをバックナンバー順に並べて常にカーナビーツのレコードかけときたい

 

 完全に誰のためでもない自分だけのために家を建てるということを目標に設定して生きようかな

 いや目標って言うと頑張んなきゃ感あるから できたらでいいです